『中国文明の歴史』目次詳細
序章 民族の成立と中国の歴史
一 中国とは何か
二 中国文明五つの時代
第一章 中国以前の時代――諸種族の接触と商業都市文明の成立
一 中国文明の原型
二 黄河文明――黄河と洛陽盆地
三 絹の道と毛皮の道、海上の道
四 中華と四夷
五 夏――「夷」の王朝
六 殷――「狄」の王朝
七 周――「戎」の王朝
八 楚――「蛮」の王国
第二章 中国人の誕生
一 中国人は都市の民
二 市場――都市の原型
三 中国の官僚
四 中国語の起源
第三章 中国世界の拡大と文化変容
一 漢族の時代――中国史の第一期前期
二 宗教秘密結社――黄巾の乱
三 北族の時代――中国史の第一期後期
四 中国人と中国語の変質
第四章 新しい漢族の時代――中国史の第二期前期
一 中国史の第二期――隋、唐、五代、北宋、南宋
二 『切韻』と科挙
三 漢族(北族)から北族(新北族)へ
四 北京の重要性
第五章 華夷統合の時代――中国史の第二期後期
一 モンゴルの登場
二 契丹人と北宋の「中華思想」
三 モンゴル高原へのキリスト教伝播
四 女直人の金
五 モンゴル帝国
第六章 世界帝国――中国史の第三期前期
一 中国史の第三期――元、明、清
二 新儒教
三 元朝
四 元朝ハーンの継承
五 白蓮教徒の紅巾の乱
六 明朝
七 北虜南倭
八 満洲の勃興
第七章 大清帝国――中国史の第三期後期
一 明から清へ
二 清朝の領土拡大――モンゴル
三 清朝の領土拡大――チベット
四 清朝の領土拡大――台湾
五 清朝の領土拡大――新疆
六 北京語の発達
七 人口の爆発
八 反乱の続発
九 国民国家へ
第八章 中国以後の時代――日本の影響
あとがき