岡田宮脇研究室
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岡田英弘

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宮脇淳子

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 モンゴル帝国から大清帝国へ
  “岡田史学”の精髄

大清帝国の淵源を、モンゴル帝国に見る。

漢文史料のみならず満洲語、モンゴル語、チベット語を駆使し、モンゴル帝国から大清帝国(13〜18世紀)に至る北アジア全体の歴史を初めて構築した唯一の歴史学者の、貴重な諸論文を集成。



岡田英弘著

モンゴル帝国から
大清帝国へ

A5上製 555ページ
ISBN-13: 9784894347724

定価: 8,820円

 2010年11月30日


藤原書店

目次

まえがき

 1 概説 モンゴル帝国から大清帝国へ

第一部 モンゴル時代のモンゴル

 2 『元朝秘史』の成立
 3 モンゴル史料に見える初期のモンゴル・チベット関係
 4 元の瀋王と遼陽行省
 5 元の恵宗と済州島
 6 恵宗悲歌の源流

第二部 「モンゴル年代記」が語る元朝崩壊後のモンゴル

 7 ダヤン・ハーンの年代
 8 ダヤン・ハーンの先世
 9 ダヤン・ハーンの六万人隊の起源
10 ウリャーンハン・モンゴル族の滅亡
11 チョクト皇太子について

第三部 モンゴルのライバル、西モンゴル・オイラト

12 ドルベン・オイラトの起源
13 『ウバシ皇太子伝』考釈


第四部 モンゴル文化を受け継いだ満洲

14 清の太宗嗣立の事情
15 清初の満洲文化におけるモンゴル的要素
16 征服王朝と被征服文化――八旗・北京官話・子弟書


第五部 書 評

17 シャンバ撰 (パリンライ編)『アサラクチ・ネレト・トゥーケ』
18 ワルター・ハイシヒ著『仏典モンゴル訳史の研究』


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